こんな方におすすめ
- 出会い系で住所特定されることがあり得るのか、知りたい
- 出会い系やマッチングアプリにおいて、個人情報で気を付けるべきことを教えてほしい
- とにかく安全に出会いたい
筆者が出会い系を始めた15年以上前には、出会い系というのは犯罪の温床のように扱われていました。
その影響で、2024年現在でも、「出会い系」という言葉に怖さを感じる人が多いかもしれません。
本記事では、「出会い系で住所特定がされないか、怖い」という方のために解説していきます。
参考週刊現実の「おすすめ」「出会いやすい」等の表現の信頼性と根拠となるデータについて(PDF)
結論
出会い系で電話番号を交換した相手から「お前の住所特定したからな」と脅されて恐怖状態という人もいるかと思います。
そういった方のために、出会い系で住所特定されることがあるのかということについて、まず結論から述べます。
電話番号やLINEのIDなどの個人情報から、住所が特定されることはありえません。
もちろん、携帯電話事業者(ドコモとか)や銀行、Amazon、楽天あたりであれば、電話番号などの一部の情報から、個人を特定することが可能です。
しかし、個人情報保護法が施行され、浸透しきっている現在、公的機関や大手企業が個人情報をバラすということはありえません。
よって、出会い系で住所特定されるということはほぼないことだと言えます。
「ほぼない」というのはどういうことかというと、家の電話番号などがわかっている場合には、ある程度どの辺りかというのは市外局番などからわかります。
また、探偵などのプロが周辺住民への聞き込みを含めて徹底的に調査すれば、わからないこともないです。
だからといって、出会い系での個人情報がらみで気をつけることはないというのは間違いです。
出会い系では、ちょっとしたことで個人情報が悪用される恐れがあります。
具体的には、以下の3点に気を付けてください。
- フェイスブックやGPSに連動したアプリでの身バレに気を付ける
- 自分から個人情報をバラさないように気を付ける
- 付き合った相手やセフレに気を付ける
フェイスブック連動・GPS連動のマッチングアプリでの身バレに気をつけろ
まず一つ目は、有名かもしれませんが、フェイスブック連動アプリについて。
実は、Facebook連動マッチングアプリでは、身バレしてしまうことがあります。
一番身バレしやすいマッチングアプリとして有名なのが、ティンダー(tinder)です。
ティンダーは位置情報(GPS)を使って周囲からティンダーを使っている異性のユーザー情報を引っ張ってくるアルゴリズムを使っていますので、会社の同僚などが普通に表示されます。
参考tinderとは?マッチングアプリ「ティンダー」を徹底検証!
住所を特定されないとしても、身近な人にバレるのは嫌だという人は多いはずです。
ティンダーには、身バレしないように配慮する機能も特に用意されていないので、身バレをしても全く構わないと言う人だけが使うべきアプリだと言えるでしょう。
ティンダー以外でも、Facebook連動のマッチングアプリにはリスクがあります。
pairsのようなマッチングアプリには、Facebook上で友達の人には表示されないなどの身バレ防止機能があります。
それ自体はもちろん有効なのですが、完璧というわけではありません。
Facebook で全ての友達と繋がっていればいいですが、たとえば職場の人全員と繋がっている人などいないと思います。実際、ペアーズでFacebookで繋がっていない友達にバレてしまったという体験談はネット上でもいくつか散見されます。
これはアプリ側でも、どうやっても防止できないところ。
ですので、Facebook連動アプリを使う際には、デフォルトの設定ではなく、設定や写真など全て、フェイスブックで使っているものから変えられるものは変えて使うことをおすすめします。
参考フェイスブックなしの出会いアプリ・マッチングアプリを徹底解説!
出会い系やマッチングアプリで会った相手とのやり取りに気をつけろ
Facebook 連動アプリのように、マッチングアプリの機能そのものが身バレにつながりやすいものもありますが、意識的にこちらの個人情報を盗み出そうとしてくる輩もいます。
個人情報収集業者
そう言った輩の代表格が、個人情報収集業者です。
こういった業者は、主に女性に化けて、男性の個人情報を収集しにかかります。
参考業者は優良出会い系にもいるぞ!見分けて避けるための全知識
業者について、詳しくは上記にも書いていますが、彼らのやり口はシンプルです。
マッチングアプリユーザーの男性は、女性会員のラインID、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を欲しがっています。
ですので、そういった個人情報の交換を女性側から持ちかけることによって、男性側の個人情報を得るというだけの手口です。
実は、考えれば考えるほど、これは防ぐのが難しい手口です。
なぜなら、出会い系サイトやマッチングアプリの男性は、個人情報(=連絡先)の交換そのものを目的に、アプリ・サイトを利用しているからです。
ですので、この個人情報収集業者については、ある程度被害を受けるのは仕方がないことと割り切りましょう。
ただし、あまりにも簡単に個人情報を教えてくれる女性や、出会い系サイト内から別のサイトに移動させようとする女性というのは業者確定ですので、騙されてはいけません。
捨てアドやカカオトークとは?
- 捨てアドとは「捨てる前提のメールアドレス」の略で、サブアドとも言う
- 通常、迷惑メール対策の捨てアドには「Gmail」や「Yahoo!メール」を使う
- カカオトークとは「LINEに良く似たメッセージアプリ」のこと。LINEの代わりに使える
メンヘラ女子
もう一つ、業者以外にも個人情報を渡してはいけない子たちがいます。それが、ストーカー気質のメンヘラです。
こういった子に一度個人情報をあげると、絆ができたと思い込み、何度も何度も連絡してくる傾向にあります。
通常の頻度であれば可愛いものなのですが、たまに常軌を逸した頻度で連絡してくる子がいますので気をつけてください。
ストーカー気質のメンヘラに対する予防策に完全なものはありませんが、強いて言えば、自分の違和感を大切にすることです。
こういう子は、親に虐待されていた過去や、レイプされた過去を早々にカミングアウトし始めたり、常識に照らして「ん?」と思うような言動が多かったりします。
「そういう子なのかもなあ」で済ましてしまうのは危険です。違和感を感じたら、連絡先の交換を行わないようにしましょう。
参考出会い系でメンヘラ女子に出会ったとき、あなたならどうする?
出会い系で付き合った相手・セフレには気をつけろ
最後は、私自身の苦い経験から来ている話です。
あまり言いたくはないのですが、出会い系サイト・マッチングアプリ経由で付き合った子や、セフレにした子には油断をしないようにしましょう。
ネット出会いで付き合う子というのは、当然ながら普通よりネットリテラシーが高い子が多いです。
さらに、相手にはあまり出会いがないため、一度付き合った男に執着する子も多く、嫉妬深い子が多いのです。
これが何を意味するかと言うと、付き合っている以上ある程度は個人情報を教えると思いますが、その情報を使ってこちらをストーキングしてくることがあるということです。
これは完全に私がバカだったのですが、出会い系で付き合った彼女に、ある些細なことに使うパスワードを教えたことがあります。
そのパスワード自体は、たわいもないもののパスワードだったと思いますが、これがGメールのアカウントと同じパスワードだったんですね。
自戒を込めて言いますが、出会い系で最も恐れるべきは、慣れ親しんでしまった相手への油断です。
セフレには油断しない人が多いと思いますが、付き合った場合の彼女には油断する人も多いのではないでしょうか。
リベンジポルノなど、別れるリスクというのはどこで出会ってもあるものです。
出会い系サイトやマッチングアプリで出会った異性というのは、そのリスクが普通より高い場合が多いと覚えておいてください。
出会い系・マッチングアプリにおける個人情報リスクのまとめ
今回は、出会い系サイトやマッチングアプリにおける個人情報リスクについてお話してきました。
まとめますと、以下のようになります。
- フェイスブック連動やGPS連動のアプリは、一定の身バレリスクを許容できる場合にのみ使う
- 個人情報収集業者や、ストーカー気質の子は早めに見抜き、個人情報を渡さないようにする
- 出会い系・マッチングアプリ経由で知り合った子は、別れ際に何かする可能性が高めなので、個人情報を明かしすぎない
最近は、出会い系サイト経由で知り合った男女の事件のニュースが減ってきたので、この業界のダークなイメージが若干薄れつつあり嬉しいです。
(当メディアイチオシの「マリッシュ」など、マッチングアプリ各社によるイメージ戦略のおかげかもしれません)
一昔前であれば「出会い系攻略サイト」の形見も狭かったのですが、2024年現在ではわりと普通に運営できていてありがたいです。
あなたも今回お話しした内容を参考に、 安全にマッチングアプリや出会い系サイトを使ってください。