Affairの動物愛護方針とこのページの目的
株式会社Affairは、社会の一員として、動物たちの尊厳を守る責任があると考えています。
本ページでは、当社が動物愛護に向き合う姿勢と、今後の具体的な取り組みについてご紹介します。
私たちは、まだ大規模な支援活動を始めているわけではありません。
しかし、「できる範囲で、できるだけのことをする」という基本姿勢のもと、慎重に、そして本気で、動物たちを守る道を探し続けています。
かけがえのない家族──私たちと動物たちの絆
株式会社Affairの代表は、幼少期から動物たちと共に生きてきました。
群馬県の実家では、ビーグルとミニチュアダックスフント、2匹の愛犬を家族として迎え、育てていました。
愛犬たちは、いつも変わらぬ存在であり、家族の日常の中心にいました。
「ただそばにいるだけで、心が落ち着く」「無償の愛情を与えてくれる」──
そんな存在は、人間の家族以上に心の支えだったかもしれません。
しかし、2匹の愛犬が老齢を迎え、相次いで旅立ったとき、家族に大きな空白が生まれました。
特に、代表の母親は深い喪失感に襲われ、うつ状態に陥ってしまいました。
言葉を持たないけれど、確かに心を通わせ、人生に寄り添ってくれていた存在。
動物たちがいかにかけがえのない家族であるか、そして彼ら・彼女らがいない世界がどれほど寂しいか──
この代表の経験が、Affairの動物愛護への原点となっています。
動物虐待は、絶対に許されない──言葉なき生命への責任
愛犬家・愛猫家、そして動物を大切に思うすべての方に共通する感情だと思います。
動物虐待ほど、心が痛み、怒りを覚える事件はない。
彼ら・彼女らは、言葉を話さない生命です。
自らの痛みを訴えることも、助けを求めることも、論理的に反論することもできない。
だからこそ、動物への虐待は、単なる暴力ではなく、
「絶対的な力を持つ側が、無抵抗な存在を一方的に傷つける卑劣な行為」だと、私たちは考えます。
そして、こうした事件が二度と繰り返されない社会を作るためには、
「動物もかけがえのない命である」という意識を社会全体で共有し、
個人・企業・行政それぞれが責任を果たしていく必要があると信じています。
現実に向き合う──動物愛護を取り巻く課題と矛盾
動物愛護の世界は、単純な善悪だけで語れるものではありません。
Affairはその現実を冷静に見つめています。
たとえば、ペットの多産問題。
可愛い動物たちが新しい家族に迎えられる一方で、需要を超えて生まれた命が行き場を失う現実があります。
また、動物流通やブリーダーの問題も無視できません。
すべてのブリーダーや販売業者が悪いわけではない。
しかし中には、劣悪な環境で命を「商品」として扱うようなケースが存在します。
さらに、動物愛護活動自体にも課題があります。
本当に動物たちのために活動している団体もあれば、支援金の使途が不透明な団体も存在します。
善意がビジネス化されるリスクも、現代社会では避けられないテーマです。
動物愛護に取り組むなら、こうした複雑な現実にも真正面から向き合わなければならない。
Affairはそう考えています。
Affairの現在地──慎重な支援先選定と今後の計画
現時点で、Affairは動物愛護に関して大規模な寄付活動や支援プロジェクトを開始してはいません。
環境問題ではすでに複数の寄付活動を行っているのに、動物愛護では開始できていない理由は、ただ一つ。
「本当に動物たちのためになる支援」を慎重に選びたいからです。
私たちは現在、信頼できる支援先をリストアップし、
- 活動内容
- 資金の使われ方
- 組織の透明性
- 理念の一貫性
などを、時間をかけて丁寧に調査しています。
資金を提供する以上、ただ寄付するのではなく、本当に守るべき命を守る力になる場所に支援を届けたい。
それが、Affairの信念です。
今後、選定が完了した暁には、支援団体名や支援方法をこのページにて順次公開し、
透明性のある形で、動物たちの未来を支える活動に加わっていきます。