こんな方におすすめ
- マッチングアプリの種類について知りたい
- 同じように「マッチングアプリ」と呼ばれていても、かなり違う種類のアプリが混同されているように感じる
- 全種類のマッチングアプリを利用したことがあるベテランに聞きたい
マッチングアプリ(または単純に「アプリ」)と言っても、その種類はさまざまです。
例えば、「アプリでおじさんから食事代もらっちゃった!」というTwitter(X)のポストがあったとしたら、その「アプリ」はマッチングアプリの中でもパパ活アプリです。

今回は、ネット出会い歴15年以上の経験から、マッチングアプリの種類について完全解説します。
この記事を読んでいただければ、もう「マッチングアプリ」と聞いて混乱することはありません。
参考週刊現実の「おすすめ」「出会いやすい」等の表現の信頼性と根拠となるデータについて(PDF)
結論
まず、本記事の結論から記載します。
マッチングアプリはかなり広い概念で、その種類(分類)を知っておかないと混乱します。
2025年現在、マッチングアプリの種類は大きく分けて以下の4つです。
- 婚活・恋活向けマッチングアプリ
- 出会い系アプリ
- パパ活アプリ
- 既婚者マッチングアプリ
上記のうち、どれが「マッチングアプリ」と呼ばれているのかは、会話の文脈によって異なります。
- 婚活や真面目な恋活の文脈だったら:婚活・恋活向けマッチングアプリ
- 遊びや不倫、浮気、ワンナイトラブの出会いの文脈だったら:出会い系アプリ
- パパ活、またはお金持ちとの恋愛や年齢差のある恋愛の文脈だったら:パパ活アプリ
- あまり使われない:既婚者マッチングアプリ


2025年現在、各マッチングアプリのうち自信を持っておすすめできるのは以下の通りです。
本記事の結論は以上となります。
マッチングアプリの種類や、上記のような結論になる根拠についてより詳しく知りたい方は、続きもぜひご覧ください。
マッチングアプリの種類【4つ】
2025年現在、マッチングアプリの種類は大きく分けて以下の4つです。
- 婚活・恋活向けマッチングアプリ
- 出会い系アプリ
- パパ活アプリ
- 既婚者マッチングアプリ

婚活・恋活向けマッチングアプリ
まず、マッチングアプリと呼ばれる確率が最も高い、婚活・恋活向けマッチングアプリについて解説します。
婚活・恋活向けマッチングアプリとは
婚活・恋活向けマッチングアプリは、(当然ですが)主に婚活・恋活に使われます。
会員構成は「20代会員が半分以上」というアプリがほとんどで、2012年にサービスを開始したペアーズ(Pairs)がさきがけです。
ほとんどの婚活・恋活向けマッチングアプリの料金体系は、月額定額制(男性のみ、女性は無料)です。
仕組みとしては、プロフィール写真を見て、良いと思った場合には「いいね(またはスワイプ)」します。
男女両方が「いいね」すると、「マッチングした」ということになり、メッセージ交換ができます。
例えば、以下のようなイメージです。


婚活・恋活向けマッチングアプリがおすすめな人
婚活・恋活向けマッチングアプリがおすすめな人は、以下の通りです。
- 婚活したい20代の人
- 結婚を見据えた、真面目な恋愛がしたい20代の人
- 上記の中でも、見た目に自信がある人には特におすすめ
マッチングアプリはかなり「真面目寄り」であり、なおかつ「会員の過半数が20代」です。
特に後者は重要で、30代中盤くらいから、真面目な出会いを求めていても「年齢的にお呼びでない」感じになりますので注意が必要です。
婚活・恋活向けマッチングアプリの具体例
婚活・恋活向けマッチングアプリの具体例は、以下の通りです。
- ペアーズ(Pairs)
- マリッシュ
- タップル
- ウィズ(with)
- オミアイ(omiai)
- ゼクシィ縁結び
- Tinder(ティンダー)

【1選】婚活・恋活向けマッチングアプリのおすすめ
2025年現在、婚活・恋活向けマッチングアプリのおすすめは1つだけです。
それは「マリッシュ」です。
マリッシュはペアーズ(Pairs)やタップルのような大手ではありませんが、婚活・恋活向けマッチングアプリの中でも出会いやすく、穴場と言えるアプリです。
出会い系アプリ
婚活・恋活向けマッチングアプリと並んで「マッチングアプリ」と呼ばれやすいのが、出会い系アプリです。


出会い系アプリとは
出会い系アプリは「出会い系サイト」とも呼ばれ、幅広い出会いを担っています。
料金体系としては「ポイント制(プリペイド式)」であり、マッチングアプリと同じく「男性有料・女性無料」が基本です。
他のマッチングアプリとは異なり、「いいねをし合わないとメッセージ交換ができない」などということはなく、いきなりメッセージ交換ができることも特徴です。

大手出会い系アプリ(出会い系サイト)の開設は2000年~2002年ごろであり、婚活・恋活向けマッチングアプリの登場まではネット出会いのほぼすべてを担う存在でした。
実際、出会い系アプリはマッチングアプリの中でも最も広い用途に使われ、婚活以外のすべての出会いが可能です。
- 恋人探し
- 友達探し
- メル友探し
- セフレ探し
- 不倫相手探し
- 援交やパパ活の相手探し
- ゲイ・レズなどLGBTのパートナー探し

伝統的に不倫や割り切り、ワンナイトラブなどの「忍ぶ恋」「隠す恋」にも使われてきたため、写真を載せずに出会えるということもポイントです。
出会い系アプリがおすすめな人
出会い系アプリがおすすめな人は、以下の通りです。
- 婚活目的ではなく、パパ活目的でもない、すべての人


出会い系は最も広い用途に使われるマッチングアプリであり、多くの場合、会員数もマッチングアプリより多いです。
- ハッピーメール:3,500万
- PCMAX:2,000万
- ペアーズ(Pairs):2,000万
- タップル:1,700万
- イククル:1,500万
- YYC(ワイワイシー):1,500万
- ワクワクメール:1,000万
- ミントC!Jメール:800万
- ウィズ(with):700万
- ラブアン:非公開だが約180万程度
- ペイターズ:非公開だが約180万程度
- ラブサーチ(シンシアリーユアーズ):非公開だが約160万程度
- ゼクシィ縁結び:約100万
- マリッシュ(marrish):約100万
出典:累計登録数ベース。週刊現実が2025年に行った独自調査による
出会い系アプリの具体例
残念ながら、出会い系アプリは「詐欺アプリが最も多いジャンル」でもあります。
ですので、最低限「サクラのいない優良出会い系アプリ」を利用する必要があります。
サクラのいない優良出会い系アプリの具体例は、以下の通りです。
編集長直伝!優良出会い系

【3選】出会い系アプリのおすすめ
2025年現在、おすすめだと断言できる出会い系アプリは、以下の3つです。

PCMAXは、アクティブユーザー数が1日で約60万人もいる出会い系であり、出会い系の中で最も出会いやすいです。
男性料金の安さ等から特に男性人気が高い出会い系ではあるのですが、男性比率が高いことで、女性からしても圧倒的に出会いやすいです。
ハッピーメールは、累計会員数3,500万を誇る、日本最大手の出会い系です。
出会い系の中で最も万能であり、真面目な出会いにも強いです。業者の少なさも出会い系の中でトップであるため、初心者でも安心・安全に出会えることも強みです。
ミントC!Jメール(Jメール)は、PCMAXやハッピーメールと並ぶ出会い系界の3強であり、2000年から運営している老舗です。
Jメールは出会い系らしい出会い系であり、遊びの出会いに強いです。男女ともに、気軽に出会うという意味では非常におすすめできる出会い系です。
パパ活アプリ
次に、比較的新しいマッチングアプリであるパパ活アプリについて解説します。
パパ活アプリとは
パパ活とは、若い女性がお金持ちの男性とデートしてお金をもらうこと。
そしてパパ活アプリとは、パパ活をしたい男女がパートナーを見つけるためのアプリです。2016年~2017年頃から盛り上がり始めたジャンルです。

パパ活アプリは、婚活・恋活向けマッチングアプリと同じく「いいね」し合ったらマッチングし、メッセージ交換ができるようになるシステムです。
とはいえ、その性質上、男性は写真を公開していないことが多く、逆に女性は写真がすべてというくらい重要です。
料金体系としては他のマッチングアプリと同じく「男性有料・女性無料」ですが、男性料金が「5,000~10,000円」と高額なのが特徴です。
名前からわかる通り、パパ活アプリはパパ活だけに特化しているため、パパ活にしか使えません。
ただし、パパ活女子の6割は「金額次第で大人(=セックス)OK」なので、実際には「デートだけの純粋なパパ活」だけでなく「割り切り(=パパ活でいう「大人」)」も行われています。
パパ活アプリがおすすめな人
パパ活アプリがおすすめな人は、これ以上ないほどシンプルです。
- パパ活がしたいすべての人

ただし、男性側(パパ側)であれば、ある程度のお金が必要です。
アプリの利用料金として月額5,000~1万、女性とのデートで1~2万、エッチで3~5万程度は見ておく必要があります。
パパ活アプリの具体例
パパ活アプリの具体例は、以下の通りです。
- パピー(Pappy)
- シュガーダディ(SugarDaddy)
- ラブアン(Love&)
- ペイターズ(Paters)
- PJ(ピージェイ)
- Paddy(パディ)
- Patrona(パトローナ)
【3選】パパ活アプリのおすすめ
パパ活アプリの中でも、筆者自身が使っており、おすすめなのは以下の3つです。
- 「Pappy(パピー)」
- 「シュガーダディ」
- 「ラブアン
」

Pappy(パピー)は出会い系大手のイククルが運営するパパ活サイト・アプリです。
新しいパパ活アプリであり、とにかく新規登録者(≒アクティブユーザー)が多く出会いやすいため、当メディアのイチオシです。
シュガーダディはパパ活サイト・アプリの最大手です。
会員数が多く、使い勝手も良く、トラブル時の対応も早いです。大手の安心感があるため、パパ活初心者が最初に使うアプリとしては最適です。
ラブアンは動画プロフィールを採用しているため、男性からすると騙されにくいです。
いわゆる「詐欺写メ」「加工写真」「奇跡の一枚」「パネマジ」を防ぎやすいため、特に男性にはおすすめです。
既婚者マッチングアプリ
最後に、こちらも新しいジャンルである既婚者マッチングアプリについて解説していきます。
既婚者マッチングアプリとは
既婚者マッチングアプリとは、その名の通り、既婚者の男女が出会うためのアプリです。
つまり、不倫用のアプリです。運営会社と話してみると「不倫を助長するものではない」などと言いますが、ぶっちゃけ不倫・浮気用でしかありません。

システムはマッチングアプリと同じで、お互いに「いいね」してマッチングしたらメッセージ交換が可能になります。
料金体系はパパ活アプリと近く、「男性有料・女性無料」で男性は1万円程度が相場です。
既婚者マッチングアプリをおすすめしない理由
マッチングアプリと呼ばれることがあるアプリ(の種類)の中でも、筆者は既婚者マッチングアプリだけはおすすめしていません。
「既婚者同士のダブル不倫なんて不道徳だ」という話ではなく、単純にメリットがなくデメリットが大きいからです。
- 既婚者マッチングアプリの登録会員数はかなり少ない(最大手で30万人)
- 大手アプリが存在せず、どの運営会社も信用しづらい
- 不倫・浮気用アプリは出会い系アプリで十分である(既婚者同士でも会える)
- 登録だけで不倫の要件を満たす(=慰謝料を請求される)可能性がある
以上のことから、どんな人に対しても、既婚者マッチングアプリはおすすめしていません。
既婚者同士で出会いたい場合におすすめなのは、出会い系アプリです。
まとめ:マッチングアプリといってもその種類は幅広い
一言で「マッチングアプリ」と言っても、その種類や用途は幅広いです。
例えば、以下は「マッチングアプリを利用している20代女性」という意味では同じですが、価値観やライフステージが違いすぎて「ほぼ別の人種」だと言えます。
- 婚活・恋活向けマッチングアプリで婚活している20代OL
- パパ活アプリで活動している20代パパ活女子
- 既婚者マッチングアプリで不倫相手を探している20代主婦
迷ったら、ほぼすべての目的に使える出会い系アプリがおすすめです。