出会い系サイトや婚活サイトを使っていた女性がマッチングアプリを使った場合、驚くであろうことが一つあります。
それは、イケメン率の多さです。
マッチングアプリには、出会い系や婚活サイトに比べてイケメンが明らかに多いです。
一体なぜ、マッチングアプリは出会い系や婚活サイトに比べてイケメンを引き付けるのでしょうか。
今回は、「マッチングアプリにイケメンが多い理由」について書いていきます。
【イケメンが多い表面上の理由】マッチングアプリはネット出会いの中で最も見た目重視だから
出会い系や婚活サイトよりマッチングアプリにイケメンが多い理由には、よく言われている理由と、実際の理由の2つがあります。
まずは「よく言われている理由」、つまり表面上の理由を解説しておきたいと思います。
マッチングアプリにイケメンが多い理由は容姿重視だから
マッチングアプリにイケメンが多い理由を早速説明しましょう。
それは、マッチングアプリと言うのはネット出会いの中でも特に顔が大事(容姿重視)だからというものです。
マッチングアプリでは、基本的にプロフィールよりも写真が第一に表示される仕様になっています。
例えば、ペアーズ(Pairs)やウィズ(with)などのマッチングアプリの一覧画面では、基本的に写真プラス若干の情報しか表示されない仕組みです。
ペアーズ等より、さらに写真重視のシステムもあります。
アメリカ発のマッチングアプリ「ティンダー(tinder)」のシステムを取り込んだ、サイバーエージェントの子会社運営の「タップル誕生」です。
このタップル誕生は、ほぼ「写真のみを見てありかなしかを判断する」仕組みを採用しています。
タップル誕生で写真における容姿が悪い場合には、不利になるなんていうレベルでは済みません。ほとんどマッチングしないのが現実です。
出会い系・婚活サイトでは容姿重視でないのでイケメンが少ない
それに引き換え、出会い系サイト(出会い系アプリ)や婚活サイト(婚活アプリ)では、写真の重要性は低めです。
出会い系サイトでは、マッチングアプリや婚活サイトに比較してアンダーグラウンドな(怪しい)イメージがあるからか、写真を公開している人自体が少なめです。
それでも成り立つようにサイトが作られているので、必然的に写真の重要性は高くなくなるというわけです。
一方、ガチの婚活サイトでは同じ理由に加え、別の理由も相まってイケメンが少なくなっています。
婚活サイトは「条件(年収や職業、婚姻歴など)」のほうが重要なので、容姿重視ではないという理由がまずあります。
これは出会い系サイトと原因は違いますが、結果(容姿重視ではないという事)は同じです。
後は、集まる層が違うというのもあります。
婚活サイトで月額1万、入会金10万を払って婚活する人というのは、他の手段では相手が見つからなかった可能性が一定程度あるのが現実です。
もちろん、合コンや自然な出会い、マッチングアプリや出会い系をすっ飛ばして「婚活サイト」に来た人もいるのですが、そうでない人もいます。
容姿だけが問題ではないと思いますが、どうしても平均値として容姿は劣りがちになります。
さらに、年齢の問題もあります。
容姿は、どうしても年齢とともに衰えていくもの。だから、年齢層が高めの婚活サイトはどうしても不利になります。
このような理由から、一般的な傾向として、写真に自信のある人がマッチングアプリを選びがちになります。
逆に、写真に自信のない人、容姿に劣る人は出会い系や婚活サイトを選ぶ、というわけです。
容姿の理由は10%程度。マッチングアプリにイケメンが多い本当の理由は「加工」と「奇跡の1枚」
ここまで、主に「容姿の重要度」を理由として出会い系や婚活サイトよりマッチングアプリにイケメンが多いと論じてきました。
その理由は嘘ではないのですが、マッチングアプリにイケメンが多い理由のすべてを説明してはいません。
というか、せいぜい「理由全体の10%程度しか説明しない」というのがフェアな言い方だと思います。
それでは、残りの9割、大部分の理由と言うのは何なのでしょうか。
それは、加工と奇跡の一枚の2つです。
マッチングアプリのイケメンには加工も多い
プロフィール写真の加工が、マッチングアプリでは盛んです。これは女性だけではなく、男性もそうです。
参考ブサイクは出会い系での写メ交換(写真交換)をどうすればいいのか?
統計を学んだ人からすると当然のことですが、百万人単位で人間が集まるなら、平均値が大幅に変わるはずがありません。
「イケメンが多いアプリ」「美女が多いアプリ」といわれても若干の違いか、もしくは幻想にすぎません。
つまり、マッチングアプリでは写真が重要すぎるので、男性であっても加工写真を掲載している人が多いのです。
だから、マッチングアプリには加工イケメンが多いということ。ただ単に、そういうことに過ぎません。
さらに、マッチングアプリは10代後半から20代が中心層。
「写真加工アプリ」を使いこなす年代ともいえ、それがさらに加工アプリの蔓延を招いています。
もっと言えば、最近のアプリは加工の度合いがソフトです。
相手が専門家でもない限り、気づかれずに加工することが出来ますし、若干の加工でも印象は随分違います。
というわけで、「マッチングアプリにイケメンが多い」という言説の9割は幻想です。
サンプル数(=マッチングアプリの登録者)が数十万、数百万人もいれば、その顔面偏差値の分布は日本全体と同じになるはずです。
奇跡の一枚で頑張る男性も多い
15年以上のネット出会いでの経験上、女性はすぐに写真を加工するのですが、男性はそうでもありません。
写真を加工して(悪く言えば)相手をだますということに抵抗感のある男性も多いです。
ですから、いわゆる「奇跡の一枚」で頑張る男性も多いです。
解説不要だと思いますが、奇跡の一枚とは、「加工はしていないものの、実物とはかけ離れたイケメン(美女)に撮れちゃった写真」のことです。
まとめ
この記事の中で解説してきた通り、「マッチングアプリにイケメンが多い」というのはほぼ幻想です。
マッチングアプリは容姿重視ですが、イケメン率は街中や出会い系、婚活サイトと変わりません。
写真を加工している人や、奇跡の一枚を使っている人が多いと言うのが本当の理由です。
イケメンや美女に出会いたいなら、以下の記事が参考になると思います。
男性向けに美人との出会い方を書いたものですが、イケメンに出会いたい女性にも参考になるはずです。