マメな男は、モテる。
このワードって、いろいろなところで言われているので、信じてしまう人が多いんですよね。
しかし、出会い系サイトに限らず、「マメな男はモテる説」はうまくいかないことが多いんです。残念ながら。
というわけで今回は、連絡頻度のお話です。

誰しも、好きな子、気になっている子に連絡すべきか否か、もしくは返信する時間をどうすべきか、など悩んだことがあるはず。
そういう意味では、かなり身近なテーマだと思います。
学校や職場で出会った好きな人への連絡の頻度や、出会い系で気になっている子への連絡の頻度について気になっている人は、この記事を読んでみてください。
マメな男がモテると言われている理由とは?
最初に申し上げておくと、私は「マメな男はモテる説は嘘」とまでは言っていません。
うまくいかないことが多い、と言っています。
それはどういうことかというと、マメなこと自体は恋愛にかなりプラスなのですが、マメなだけではダメだといういうことです。
まず、マメなことが恋愛にプラスであることについてお話します。
その理由は、心理学では「ザイアンスの単純接触効果」または単に「単純接触効果」といわれています。
これがどういうものかについては、Wikipediaの説明がわかりやすかったので、以下に引用しておきます。
初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。
たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が、印象評価に誤って帰属されるという、知覚的流暢性誤帰属説(misattribution of perceptual fluency)で説明されている。また、潜在学習や概念形成といったはたらきもかかわっているとされる。
図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対して起こる。広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。


個人的には、最初に聴いた時には微妙だった曲も、何度も聴いているうちに「最高じゃん、この曲!」となることが多いので、かなり納得できる効果です。
ともかく、この効果を理由として、「マメな男性はモテる」ということが言われているのですね。
マメな男がモテるとは限らない理由とは?
この単純接触効果だけを考えれば、マメに連絡すればモテる、と思ってしまいがちです。
しかし、人間はこの単純接触効果という効果だけで生きているわけではありません。
例えば、何度も何度も連絡されたら、「この人、なんで私にこんなに連絡してくるのだろう?」と思われるでしょう。
それがさらに多くなると、「この人、私のこと好きなのかしら?」という心理が働くでしょうし、行き過ぎると、「こいつ、気持ち悪いストーカーだわ」となってしまうと思います。
ですから、マメであることは大事なのですが、相手との関係性に合わせて、マメの程度を調節していく必要があるのです。
一番わかりやすい例でいえば、彼氏なら「おはよう」とか「おやすみ」のラインを毎日送ることも許されますが、知人程度ではおかしなことになります。
朝起きたら友達全員におはようを言う人なんていませんし、寝る前に友達全員におやすみを言う人もいません。
ですから、これは「単純接触」ではなく、「明らかに意図のある接触」になってしまっているということです。
単純接触効果は、あくまで「視界に入る」とか、「声が聞こえる」などのことであり、「異性としてアピールされる」まで行ってしまうと、もはや単純接触とは言えません。
マメな男がモテるわけではない理由は、単純接触効果を単純接触だけにする、というのは難しいからです。
相手に何らかの意図を感じさせる接触の方法をとってしまうと、相手もそれに応じた反応を返します。それは、悪い場合には、不信、疑念、嫌悪などの感情かもしれないのです。
結局どうすればいいのか?
それでは、結局どうすればいいのか、について書いていきましょう。
実は、その答えはすでにこの文章の中で書いているのですが、「相手との関係性に合わせ、接触の話題やマメの程度を変える」ということが重要です。
基本としては、相手とまだあまり仲良くない場合、「共有できるイベント・出来事があったとき」だけに連絡します。
逆に言えば、それ以外は連絡してはいけないです。
共有できるイベントとは、例えば映画サークルで知り合った子なら、新作の映画が出た時などでしょうか。
この場合、実際に話したときに「二人の共通の話題」としてのぼった映画などだと、連絡タイミングとしてはベストです。そういった連絡タイミングでの相手の反応により、次の食事やデートに誘うべきです。
このサイトで何度か出てくる考え方ですが、ラインやメール、カカオトークといったメッセンジャーアプリは「会うためのツール」に過ぎないということを覚えておいてください。
それをつかったやり取りの中で疑似恋愛するためのガジェットではなく、実際にアポを取ることがゴールとなるアイテムなのです。
ちなみに、出会い系サイトやマッチングアプリで会ったばかりの場合はもう少し連絡の頻度を上げていく必要があるでしょう。
この場合、相手の返す頻度より少し遅いくらいを目安にして下さい。それより早すぎても遅すぎてもNGです。

上記のような返信の仕方、連絡頻度によってある程度仲良くなったら、もう少しくだらないことで連絡を取っていってもOKです。
ただし、ここでも多少は面白かったり、相手に関連したりすることで連絡しましょう。
この段階でも、油断は禁物です。「この人、何が言いたいんだろう?ちょっと仲良くなったからって、妙なポエム送ってくるようになったんだけど・・・いーや、切っちゃえ!」と連絡を絶たれることもあります。
これは私の友人の女性が、出会い系ユーザーの男性に実際にしたことらしいです。
ここでも気にすべきは、相手はどうなのか、ということ。相手の返す頻度はどうか、相手の返信に含まれる話題の重要性はどうか、そのあたりを見てください。
相手がかなりどうでもいいことでもメールしてくるようになったら、ゲームクリアも間近です。そろそろ会って告白の準備、という段階かと思います。
ここでの注意点はたった一つ、長引かせすぎないこと、です。
長引かせすぎると、「友達としか見られないゾーン」に入ってしまい、取り返しのつかないことになります。相手と近づけたら、すかさず次の段階に移ろうとすることが重要です。

今日のまとめ
本日お話しした内容を簡単にまとめると、以下のようになります。
- マメなこと自体はいいが、連絡頻度が高いだけではモテない
- マメ(適切な連絡頻度)に加え、関係性に応じた話題にすることも重要
- 連絡とはあくまで「会う」というゴールにつなげるためのものである
今回の内容は以上です。
マメにやっているはずなのにモテない、という方は、本日お話しした内容のどこかがネックとなっている可能性がありますので、その点に留意すると、もっと打率が上がると思います。
マメかマメじゃないか以前に、メッセージのやり取りに自信のない方はこちら。
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