こんな方におすすめ
- 同性愛者だが、ハッピーメールで出会えるのか知りたい
- LGBT向け(ゲイ向け・レズ向け等)のアプリが高くて出会いに困っている
- ノンケ(ストレート)だが同性愛者からメッセージが来た。どうすればいい?
筆者が出会い系を始めた15年以上前、2000年代から、出会い系はLGBT向けの機能が強かったです。
というか、一昔前までは「ネットで唯一、LGBTの出会いがある」場所でした。
今ではLGBT専用アプリも増えていますが、それでも出会い系は圧倒的に出会いやすいです。
以下の記事にも書いたとおり、筆者自身はノンケであるにもかかわらず、出会い系を15年以上もやっているなかでLGBTの友人が増え、同性愛者の出会い系利用事情についても詳しくなりました。
参考ftm出会い掲示板のおすすめ5選とftmの出会い方をプロが解説
今回は出会い系最大手である「ハッピーメール」が同性愛に使えるのかどうか、またその使い方と注意点について書いていきます。
タイトルは便宜的に「同性愛者」の方となっていますが、正確には「両性愛者」や「トランスジェンダー」も含む、LGBTの方向けの記事です。
- L:レズビアン(女性同性愛者)
- G:ゲイ(男性同性愛者)
- B:バイセクシュアル(両性愛者)
- T:トランスジェンダー(心とからだの性が一致しない人)
参考週刊現実の「おすすめ」「出会いやすい」等の表現の信頼性と根拠となるデータについて(PDF)
結論
ハッピーメールに同性愛者はいます。
実際、ノンケ男性である筆者自身にも、ゲイの男性から「しゃぶらせてほしい」などのアプローチは定期的に来ます。
次に、ハッピーメールは同性愛者におすすめなのかどうかという点では、間違いなくおすすめです。
その理由は、以下の2つです。
- 同性愛者専用アプリより安いから
- 同性愛者専用アプリよりLGBTが圧倒的に多いから
同性愛者がハッピーメールを使う方法は簡単3ステップです。
- 掲示板、もしくはプロフ検索の「性別」で「同性(出会いたい性別)」を指定
- 掲示板、もしくはプロフ検索の「興味あること」で「同性愛」を指定
- プロフィールを見て、間違って「同性愛」を指定している人を除き、好みの人にアプローチ
ハッピーメールは、出会い系の中で最大手、累計会員数は3,500万です。
異性愛者の男女にとっても「業者」が少なく出会いやすい出会い系として知られていますが、これは同性愛者にとっても同じ。初心者でも騙されることなく出会いやすいですので、おすすめです。
ハッピーメールが同性愛者の出会いにおすすめな2つの理由
ハッピーメールが同性愛者の出会いにおすすめな理由は、以下の2つです。
- 同性愛者専用アプリより安いから
- 同性愛者専用アプリよりLGBTが圧倒的に多いから
同性愛者専用アプリより安いから
同性愛者専用のアプリは、実はたくさんあります。
以下のように同性愛者専用マッチングアプリが乱立している中で、ハッピーメールを使う価値はあるのでしょうか?
LGBT向けアプリ
- Bridge(ゲイ向けアプリ):5,600円/月
- 9monsters(ゲイ向けアプリ):無料(プレミアム980円/月)
- AMBIRD(ゲイ・バイセク向けアプリ):無料(ゴールドパス1,900円/月)
- Grinder(ゲイ・バイセク向けアプリ):無料(Grindr XTRA2,200円/月)
- zoe(レズビアン・バイセク向けアプリ):1,550円/月
- HER(レズビアン・バイセク向けアプリ):無料(プレミアムメンバー1,500円/月)
- Piamy(レズビアン・バイセク向けアプリ):無料(有料プランあり)
- Lafuru(レズビアン・バイセク向けアプリ):無料
結論としては、あります。
その理由の一つが、ハッピーメールを利用した方が安く済むことが多いからです。
一見すると同性愛者専用アプリには無料のものが多く、料金面では問題ないように見えるのですが、実は3つの罠があります。
- 基本無料のLGBTアプリでも、有料プランが実質的に必要となることが多い
- 本当に無料で使えるLGBT向けアプリは「業者も無料」で「広告費をかけていない」ので、業者が多くユーザーが少ない
- 登録者が外国人ばかりで、日本人とマッチングしないことも多い
上記の3点を踏まえると、結果的にハッピーメールのほうが安く出会える場合が多いです。
後述しますが、(あなたの心の性にかかわらず)特に男性に出会いたい場合には、ハッピーメールは無料で使う方法があります。
同性愛者専用アプリよりLGBTが圧倒的に多いから
LGBTの方の割合は、研究にもよって違うのですが約3%〜10%と言われています。
日本におけるLGBTQの割合は、調査機関・調査方法によってデータにバラつきがありますが、現在では約3%〜10%と言われています。
出典:東京レインボープライド
同性愛者は「マイノリティ」とも呼ばれるように、人口の1割以下であることは事実だと言えるでしょう。
同性愛者専用アプリの数が多すぎて、出会いにくい
そもそも1割以下しかいないマイノリティの方々に、ここまで多数の同性愛者専用アプリを提供するとどうなるでしょうか。
出会い系やマッチングアプリでは、以下のように「数百万」「数千万」単位で会員を集めています。
- ハッピーメール:3,500万
- PCMAX:2,000万
- ペアーズ(Pairs):2,000万
- タップル:1,700万
- イククル:1,500万
- YYC(ワイワイシー):1,500万
- ワクワクメール:1,000万
- ミントC!Jメール:800万
- ウィズ(with):700万
- ラブアン:非公開だが約180万程度
- ペイターズ:非公開だが約180万程度
- ラブサーチ(シンシアリーユアーズ):非公開だが約160万程度
- ゼクシィ縁結び:約100万
- マリッシュ(marrish):約100万
出典:累計登録数ベース。週刊現実が2024年に行った独自調査による
しかし、同性愛者専用アプリは多くても数万人程度。「世界で数百万人」と書かれていても、そのほとんどが欧米の会員数です。
実際に、日本の会員数・ダウンロード数が分かる範囲で調査すると、以下のようになっています。
- Bridgeの会員数:5万人
- Piamyの会員数:1万人(※ダウンロード数のみ公表)
- Lafuruの会員数:2万人(※ダウンロード数のみ公表)
【90万人~300万人程度】ハッピーメールにLGBTは何人いるのか
ハッピーメールの登録会員数(3,500万)のうち、約3%〜10%がLGBTだとすると、その数は約100万~350万になります。
もちろん、真実はハッピーメールにしか分からないのですが、計算上は、日本で最もLGBTの方が多いアプリだと言えるでしょう。
LGBTの方の性的指向は、文字通り多様です。
自分と合うかもしれない人の母数がどれくらいいるのかは、LGBTの方こそ、重要なのです。
同性愛者(LGBT)がハッピーメールを使う方法と注意点
続いて、同性愛者(LGBT)がハッピーメールを使う方法と注意点について解説していきます。
同性愛者(LGBT)がハッピーメールを使う方法
同性愛者がハッピーメールを使う方法はシンプルで、以下の3ステップです。
- 掲示板、もしくはプロフ検索の「性別」で「同性(出会いたい性別)」を指定
- 掲示板、もしくはプロフ検索の「興味あること」で「同性愛」を指定
- プロフィールを見て、間違って「同性愛」を指定している人を除き、好みの人にアプローチ
例えば男性に出会いたい場合であれば、掲示板、もしくはプロフ検索で「男性」を指定します。(自分が男性でも男性を指定できます)
さらに、「興味あること」という部分で「同性愛」を選びます。
これで検索すると、同性愛に興味のある男性(≒ゲイ、バイセクの方)がずらっと一覧表示されます。
同性愛者(LGBT)がハッピーメールを使う際の料金。場合により無料で使う方法も
同性愛者(LGBT)がハッピーメールを使う際の料金は、基本的に有料です。
以下の記事に書いた通り、メール1通辺り5pt(≒35円程度)がかかります。
参考【一覧で料金比較】全ての出会い系サイト・アプリの料金表まとめ
女性は本来、ハッピーメールは無料なのですが、同性である女性に対してアプローチするときのみ、お金がかかる仕様です。
男性は元々有料(同じくメール1通辺り5pt)なので、男性から男性へのメールも同じく有料です。
ただし、男性に出会いたい場合には無料で使う方法もあります。
それは、女性側で登録し、NH(ニューハーフ)などとプロフィールに書いておきつつ、男性にアプローチすることです。
公式に認められた方法ではないので運営によりアカウントが削除される可能性もありますが、実際には筆者(=ノンケ男性)にも女性側で登録しているゲイの方からのメールは届きます。
時と場合によって寛容度が違うので「常にOK」でも「常にNG」でもなく、あいまいな記述になってしまうのですが、やってみる価値は十分にあります。
同性愛者(LGBT)がハッピーメールを使う際の注意点
同性愛者(LGBT)がハッピーメールを使う際の注意点は、以下の3つです。
- 同性愛の出会いはWeb版のハッピーメールだけ(アプリは不可)
- ハッピーメールでも女性→女性はお金がかかる
- 同性愛に間違えてチェックしているノンケは一定数いる
同性愛の出会いはWeb版のハッピーメールだけ(アプリは不可)
同性愛の出会いは、ハッピーメールのスマホアプリ版(iOS/Android)ではできません。
App storeやGoogle Playからダウンロードするのではなく、Webから登録しましょう。
ハッピーメールでも女性→女性(レズ)はお金がかかる
これは既に述べた通りですが、念のため。
本来、ハッピーメールを女性が利用することは無料なのですが、女性から女性にアプローチするときは有料です。
同性愛に間違えてチェックしているノンケ(ストレート)は一定数いる
「興味あること」で同性愛にチェックしている相手でも、念のためプロフィールは読みましょう。
「できるだけ検索に引っかかりたい!」という想いから、よく見ずに「同性愛」を指定してしまっているノンケの人は多いです。
【おまけ】男性がゲイと会う時の注意点
筆者は出会い系ブロガーとして出会い系をライフワークにしており、何百人単位で会っています。
その中には、いわゆるレディボーイの方もいました。筆者は完全なノンケなのでエッチはしませんでしたが、その方と話す中で、以下のことが分かりました。
- 「男よりフェラ上手いよ」という誘いに乗ると・・・普通にしゃぶってはもらえる
- ただし、それだけで終わらないことはあり得る(無理やりはないが、同意すれば)
- アナルセックスは性病に注意
特に重要なのは、3番(アナルセックスによる性病感染)です。
この記事を読んでいる男性の方で、「ゲイもアリ」と思っている方は、この点だけは医学的な事実なので、注意してください。
まとめ:ゲイやレズ等のLGBTの方にハッピーメールはおすすめ
ハッピーメールは同性愛者・LGBTの方にもおすすめです。
実際、筆者は15年以上出会い系を利用する中で様々なLGBTの方に出会ってきましたが、ハッピーメールに満足している方がほとんどでした。