こんな方におすすめ
- 出会い系に怪しい外国人がいるが、何者なのか知りたい
- 出会い系で知り合い、付き合っている外国人から送金を求められた
- ロマンス詐欺とは何なのか、知りたい
出会い系は、その99%がサクラのいる詐欺出会い系。
しかし、優良出会い系にたどり着いたとしても、まだ「業者」という名の邪魔者がいます。
参考業者は優良出会い系にもいるぞ!見分けて避けるための全知識
今回ご紹介するのは、その業者の一種。
外国人業者のロマンス詐欺の手口と、その見分け方(対処法)について解説します。
参考週刊現実の「おすすめ」「出会いやすい」等の表現の信頼性と根拠となるデータについて(PDF)
結論
まず、本記事の結論から述べます。
結論のみを箇条書きで端的に記載しているため、詳しく知りたい方は本文をご覧ください。
- 出会い系の外国人業者の目的は、様々な理由で国際送金させること
- ロマンス詐欺と呼ばれ昔からあったが、コロナ後に出会い系で急増。仮想通貨などを介する場合も
- 外国人業者の見分け方は3つあるが、どれも難しくない。本文中で解説
対策として重要なのは、「お金の話が出たら切る」「知らないサイトに誘導されたら切る」こと。
さらに、外国人業者に限らず、そもそも業者が少ない(業者がすぐに消される)出会い系であるJメール(ミントC!Jメール)およびハッピーメールを使うのもおすすめです。
ミントC!Jメール(Jメール)はPCMAXやハッピーメールと並ぶ出会い系界の3強であり、2000年に開設している老舗です。
Jメールは出会い系の中でも最も女性比率が高いです。エッチな出会いに強いこと、無料で使えるログインボーナスが大きいこともおすすめポイントです。
ハッピーメールは、累計会員数3,500万を誇る、日本最大手の出会い系です。
出会い系の中で最も万能であり、Jメールとは逆に真面目な出会いに強いです。また、業者の少なさも出会い系業界でトップであるため、初心者でも安心・安全に出会える出会い系です。
出会い系の外国人業者によるロマンス詐欺とは?その手口は?
今回ご紹介する出会い系の外国人業者による詐欺、通称「ロマンス詐欺」は昔からあります。
古くはナイジェリア詐欺と呼ばれ、昔からあった手口
古くは「ナイジェリア詐欺」「ナイジェリアの手紙」と呼ばれ、インターネットがなかった時代には「手紙」で行われていた詐欺です。
アフリカのナイジェリアを舞台に多発している、国際的詐欺の一種であり、先進国など豊かな国家に住む人から、手紙やファクシミリ、電子メールを利用して金銭を騙し取ろうとする詐欺である。


現在ではロマンス詐欺と呼ばれる
外国人業者による詐欺は、2025年現在ではさすがに手紙で行われることはありません。
こうした国際詐欺は主にマッチングアプリや出会い系を通じて行われ、「ロマンス詐欺」と呼ばれることが多いです。
ロマンス詐欺(ロマンスさぎ)は、主にインターネット上の交流サイトなどで知り合った海外の相手を言葉巧みに騙して、恋人や結婚相手になったかのように振る舞い、金銭を送金させる特殊詐欺の一種。

ロマンス詐欺の手口とは
ロマンス詐欺の手口は、簡単に言うと以下の2ステップです。
- あなたと仲良くなる(恋をさせる)
- 何らかの理由を付けて送金させる


外国人業者がロマンス詐欺で送金させる理由としては、以下のようなものが典型的です。
- (自分や家族が)病気になり、入院費が必要
- ビジネスで大きな金額が入りそうだが、前払いの保証金が足りないので一時的に立て替えてほしい
- あなたに会うために出国料や飛行機の費用が必要
上記の理由に加え、小道具として偽造の契約書や偽造パスポート、偽の弁護士などが出てくることもあり、手が込んでいることから信じてしまう人もいます。
コロナ後に出会い系で急増。日経新聞や華の会メールが警告
このロマンス詐欺ですが、コロナ後、つまり2020年代に急増しています。
「出会い系サイト」ではなく「マッチングアプリ」とは書かれていますが、日本経済新聞でも取り上げられています。
「あなたを愛してます」。関東地方に住む女性Aさん(50代)はマッチングアプリで外国人男性を名乗る人物と知り合い、積極的な愛情表現が送られてくるようになった。
メッセージをやり取りするうちに「将来の生活のため」として暗号資産(仮想通貨)への投資を勧められ、紹介されたサイトに数万円を送金。すぐに利益が出たため、さらに100万円以上を送金してしまったという。
ロマンス詐欺に引っかかり、1千万円以上を着服してしまった女性もいます。
小崎容疑者は、横領した1千万円のほかにも、数百万円以上を複数回にわたって、ネット上で知り合った外国人をかたる男性名義の口座に振り込んでいた。
県警は、小崎容疑者が最近、被害が増えている「国際ロマンス詐欺」に遭い、金をだまし取られていた可能性もあるとみている。出典:朝日新聞Digital「66歳女、ロマンス詐欺に引っかかり1億円超横領か」
さらに、中高年向けの優良出会い系として知られる「華の会メール」でも、会員に対して注意を呼びかけています。
【ロマンス詐欺にご注意ください!】
甘い言葉で恋人関係を装い、金銭や個人情報を得るロマンス詐欺と思われるケースが報告されています。
「不自然な日本語を使う」「一通目からLINEのIDを送る」などの特徴があります。
お心当たりがございましたら【通報ボタン】より事務局までお知らせください。出典:華の会メール(ログイン後のお知らせ)
とはいえ、これは華の会メールだけで流行っている手口ではありません。
筆者自身、以下の記事でご紹介している優良出会い系において、従来型の「援デリ業者」や「他サイト誘導業者」に加えて、「外国人業者」を見かけています。

出会い系の外国人業者の見分け方(対処法)は?
出会い系の外国人業者の見分け方(対処法)は難しくありません。
すでに「華の会メール」において記載されていたものも含めてご紹介します。以下の手口のうち、2番目以外はほぼ共通しています。
- 不自然な日本語を使う
- 一通目からLINEのIDやメアドを送る
- 最後はお金を要求するか他サイトに誘導する

不自然な日本語を使う
まず、日本語というのは外国人にとって非常に難しいです。
しかも、詐欺グループは教養が高い人たちの集まりとは言えません。ですので、どうしても日本語としては不自然です。


一通目からLINEのIDやメアドを送る
ロマンス詐欺をしている詐欺集団は、結構せっかちです。
何を言っているかというと、1通目から自分のLINE IDやメールアドレスを送ってくることが多いのです。
これは、優良出会い系の運営者(サイトパトロール)に消される前に相手のLINE IDやメールアドレスを入手するためです。
最後はお金を要求するか他サイトに誘導する
このポイントが最も重要です。
不自然な日本語は、外国人の方であれば仕方ありません。
一通目からLINEのIDやメアドを送るのは不自然ですが、「外国人業者であれば絶対に一通目からLINEのIDやメアドを送る」とは限りません。
しかし、外国人業者は、理由は何にせよ、最後はお金を要求するか、何か別のサイトに登録させようとします。

通常は国際送金をさせようとしますが、仮想通貨取引所に登録させて、仮想通貨を送付させることもあります。
また、直接お金を奪うのではなく、別のサイトに登録させる(その利用料や、紹介料目当て)こともあります。
まとめ:ロマンス詐欺の手口と見分け方は重要
ロマンス詐欺の外国人業者に限らず、業者の対処法は「お金の話が出たら切る」「知らないサイトに誘導されたら切る」です。
「常識外れすぎて逆に真実に見える」ような常識外れの話を信じかけていたとしても、お金を要求されたり、知らないサイトに誘導されたりしたら詐欺だと気づきましょう。

また、そもそも外国人業者が少ない出会い系を利用する、という手もあります。
具体的には、サイトパトロールが強く、怪しい動きをしている外国人業者を排除してくれる(=業者自体が少ない)Jメール(ミントC!Jメール)およびハッピーメールがおすすめです。
Jメール(ミントC!Jメール)は女性比率が最も高い出会い系であるため、特に男性におすすめです。
ハッピーメールは管理体制が万全であるため、業者が少なく、外国人業者も少ないです。