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出会い系で詐欺被害に遭った!警察に行く?対処法はどうすればいい?【最新版】

出会い系 被害 警察

出会い系サイトで詐欺などの被害に遭った場合にどうすべきか。今回はこれについて解説します。

 

齋藤編集長
ワシ自身、詐欺出会い系サイトにだまされて被害を被ったのが、出会い系サイトとの長い付き合いの始まりじゃからな。

 

結論から言うと、警察に言っても、詐欺に遭った額を取り戻すのはかなり難しいので、弁護士のほうが有効です。

適当に言っているわけではなく、弁護士ドットコムの回答や、実際に詐欺に遭った人の口コミ自身の経験等を踏まえて言っています。

 

週刊現実の記事の執筆者・監修者
参考週刊現実の「おすすめ」「出会いやすい」等の表現の信頼性と根拠となるデータについて(PDF)

出逢い系での詐欺罪が成立するのかどうか?

まずはあなたがされたことが、詐欺になるかどうかです。

出会い系サイトのなかで、だれかに「まずはお金を振り込んでください、そうすれば・・・」のような形でお金を支払ったにも限らず、その見返りがないのであれば、それは明確に詐欺にあたるでしょう。

 

しかし、バカ高い料金を払ったというだけであれば、詐欺になるかどうかはわかりません

どんな詐欺サイトでも、利用規約の中などに料金表が書いてあり、少なくともポイントを購入する際には、同意して支払った額だと思われるためです。

 

「ぼったくり」と「コスパがめちゃくちゃ低いこと」の境目は難しいです。

優良出会い系サイト「PCMAX」や「ハッピーメール」でいえば、メール1通の金額は50円です。同じくきちんと会えるサイトである「Jメール」は70円。「華の会メール」は100円です。

 

これに対し、一般的な悪質サイトでは500円程度です。

これだけで、ぼったくり被害といえるかどうか。少なくとも、だまされた人は「使っていた時点では」妥当な額だと思っていたわけですから、ぼったくり被害の立証が難しいです。

 

金額の問題ではなく、いわゆる「サクラ」、つまり存在しない架空の異性とメールをさせられたのが問題で、これが詐欺だと指摘したい場合もあるでしょう。

 

それは確かに詐欺なのですが、立証できますでしょうか?

相手がサクラのバイトを雇って使っているというあなたの読みは当たっていると、私も思います。しかし、立証はかなり難しい。

参考出会い系の元サクラ(バイト)と知り合ったので実態を暴露

 

このように、詐欺の被害に遭ったことを証明するのは困難を極めるのです。

しかも、規約で「このサイト内でのやり取りはエンターテイメントである」とか「会員は実在しない」とか書いてあることもあり、この問題をいっそう難しくしています。

 

オオカミ君
…と言われても、困るぜ!解決法を教えてくれよ!

 

警察官は、出会い系詐欺の素人中の素人

そう、実はそんな訴えを持ってこられても、警察官も困ってしまうのです。

だまされたというけれど、警察が介入すべき「刑事事件なのかどうか」がそもそも怪しい。訴え出ても、「一応、被害届を書いておいてください」で終わる可能性が高いです。

 

被害届を出そうとしても、警察に受理されない例も実際にありました。

 

オオカミ君
詳しくは書いてなかったけど、「そもそも詐欺なのかどうか?」という点がネックになったっぽいぞ!

 

弁護士ドットコムの回答でも、警察は規模が大きくならないと動かないと言われています。

警察は,多数の被害者が出るようなケースでないとなかなか動かないようです。
まずは民事で返還請求をするのが良いかと思います。

出典:弁護士ドットコム 泉本 宅朗 弁護士の回答

 

そもそも普通の警察官はネット犯罪のド素人なので、それに精通した部隊が動くレベルの事件でないと、動かないということなのでしょう。

 

さらに、そもそも論ですが、警察がやるのは「犯罪者を罰する」ことなので、万一加害者が逮捕されても、あなたのお金が返ってくる可能性は小さいと思います。

相手に支払い能力がなければ意味がないですし、そういった(本当の意味での)ブラック企業が、逮捕の対策をしていないことは考えられません。

 

弁護士なら、詐欺被害額を取り戻せる可能性がなくはない

それでは詐欺で奪われたお金を取り戻せる可能性はゼロなのか、というとそうでもありません

 

オオカミ君
出会い系サイト被害専門の弁護士なら、可能性はあるぞ。
実際、返金事例などをうたっている弁護士事務所もあるのじゃ。
齋藤編集長

 

詐欺出会い系サイトは、暴力団のフロント企業などの「企業」によって運営されています。

通常、企業には、代表取締役を含めて公的な登録がありますから、「カネを取り返す」主体はいるわけです。

 

そこに対し民事訴訟を起こせば、示談金などをとれる可能性はあります。

相手も、せっかく作った企業やサイトを、まだ稼げているタイミングでは捨てたくないはずです。ダミー企業だとしても、企業を作るのはタダではないですし、サイトも製作費がかかります。

 

出会い系犯罪が詐欺に当たるかどうかのあいまいさを理解し、相手企業の弱みに付け込める優秀な弁護士であれば、お金を取り返した事例もあります。

 

ただ、ここでひとつ考えていただきたいことは、あなたの被害額がいくらなのかです。

被害額が数十万、100万円を超えているような人は、この方法でも取り返すべきかもしれません。

 

しかし、10万円に満たない程度の被害額であれば、弁護士への相談料、着手金などを支払ってでもやるべきかどうかは怪しくなってきます。

 

齋藤編集長
弁護士も、ただ働きしてくれるわけではないからじゃ。

 

もちろん悪をのさばらせておくのは問題ですし、出会い系サイトのヘビーユーザーとして許せません。

しかし、弁護士を使うことで損失額が拡大する可能性があるのであれば、少し立ち止まって考える価値はあると思います。

 

もちろん、自分がどんなに損してでも詐欺業者に正義の鉄槌を下したいんだ、もはやお金の問題ではない、という場合にはこの限りではありません。

 

私ならどうするか

最後に、私ならどうするか。

被害額が30万円を超えている場合、無料相談をやっている弁護士に相談し、対応を判断します。

 

齋藤編集長
「出会い系専門」は少ないが、「インターネット犯罪専門」は結構いる。そういう弁護士に相談することが大事じゃ。

 

被害額が30万円以下の場合、勉強料だと思って諦めます。

もちろん、訴訟を起こして相手をやっつけたい想いはありますが、これ以上、詐欺業者にかかわることでお金を使うのはもっと嫌だと思うので、金輪際かかわらないようにします。

 

訴訟費用というのはかなりかさむものですし、何より勝ったとしても帰ってくる可能性が低いです。

 

相手はあなたとは違い、社会のゴミだということを念頭においてください。

いざとなれば、法人をたたんで(倒産させて)雲隠れしたり、新たな法人を立ち上げたりしてもいいですし、そもそも支払い能力があるのかどうかすら怪しいのです。

 

この記事にたどり着く方は、非常に憤慨しているか、困っている可能性が高いと思います。

よくわからない方は、無料の弁護士相談等のご活用をおすすめします。

 

ご参考までですが、私が昔だまされた詐欺業者のサイトは、ノエルグランデといいます。

サクラ100%で出会えないうえに、以下のような超高額の料金でした。

メール送信:70pt
メール返信:70pt
写真閲覧:50pt
メールアドレス送信:500pt(男性のみ)
携帯メールアドレス送信:500pt(男性のみ)
電話番号送信:1000pt(男性のみ)
アドレス・電話番号同時送信 1500pt(男性のみ)
アドレス・電話番号添付メール開封 300pt(女性のみ)
プロフィール閲覧:50pt
プロフィール検索:1pt

 

こちら、1pt=10円です。

つまり、メールの送信1件に700円、メールアドレスを教えるのに5,000円、電話番号とメールアドレスを送るのに15,000円掛かっていたということです。

 

信じられませんが、私はこの料金を(ほんの少しの間ですが)払っていたんですよね。盲目になった男って、馬鹿だなあと思います。

 

齋藤編集長
ワシだけかのう…。

 

「それを言ったらおしまい」ではありますが、お互い、こういうサイトにはそもそも騙されないようにしていきたいですね。

 

まとめ:出会い系の詐欺被害への対応は金額次第

警察は動きにくく、弁護士もタダではないので、出会い系の詐欺被害への対応は金額次第だと言えます。

そもそも絶対に騙されたくない方は出会い系最大手のハッピーメールや、マッチングアプリ最大手のペアーズへどうぞ。

 

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  • この記事を書いた人
「週刊現実」編集長

「週刊現実」編集長

株式会社Affairが運営する出会い系専門メディア「週刊現実」の編集長。一般社団法人日本マッチング支援協会の正会員。出会い系のプロ(専門家)として、経験に基づき記事を執筆。出会い系歴は15年以上、2024年までに出会った女性は500人以上。本名は齋藤さん。プロのおすすめする出会い系サイト・アプリはこちら

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